アドウェイズグループとTimeTree、「文脈情報」を起点とした次世代広告取引の共同実証を開始 〜予定データを個人と結びつかない形で変換し、広告配信への活用を目指す〜
株式会社アドウェイズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:山田 翔、以下アドウェイズ)と、アドウェイズの子会社であるUNICORN株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山田 翔、以下UNICORN)(以下、両社を総称してアドウェイズグループ)は、株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗、以下TimeTree)と協業を行い、TimeTreeが提供するカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された予定データを、個人と結びつかない「文脈情報」に変換して広告配信に活用する共同実証を開始いたしました。
共同実証の背景
「文脈情報」の重要性の高まり
近年、プライバシー保護の観点からCookie規制が進むなか、企業が自社で収集・保有するデータ(1st Party Data)を新たな広告事業や商品開発に活用する動きが、業種を問わず加速しています。
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録される予定データも、こうした1st Party Dataの一つです。予定データは「旅行」「来客」など、ユーザーがこれから具体的に行う行動の手がかりを含んでおり、従来のオーディエンスデータにはない未来の「文脈情報」として昨今高く注目されています。
「広告取引の自動化」の潮流
広告取引の現場でも自動化が急速に進んでいます。海外を中心に、広告枠の選定から入稿、運用までをAIエージェントが代行する取り組みが始まりつつあり、今後国内でもこの潮流が広がることが見込まれます。
AIエージェントが高速で精度の高い取引判断を行うためには、背景にある「文脈」を、人の手を介さず機械が直接理解できるデータとして提示することが欠かせません。同時に、こうした自動化が進む環境下においては、広告主の事業や戦略を深く理解し、それに則した最適なデータ活用を設計する専門的な知見やノウハウが、より一層求められます。
このような背景から、アドウェイズグループとTimeTreeは、「1st Party Data活用の広がり」と「広告取引の自動化」という2つの潮流を結びつけ、TimeTreeが持つ独自の「文脈情報」を起点に、新しい広告取引の可能性を検証する共同実証を開始いたしました。
共同実証の内容とアドウェイズグループの取り組み
「TimeTree」に登録された予定データは、「TimeTree」環境内で個人と結びつかない文脈情報へと変換されます。なお、この変換の仕組みは、TimeTreeとUNICORNが共同で開発を担い、変換には、データクリーンルーム(DCR)などのプライバシーに配慮したデータ連携基盤を活用することで、「TimeTree」の環境内にのみ保持され、アドウェイズグループを含む第三者に提供されることはありません。
UNICORNは、リアルタイム入札の最適化技術、不正検知技術、プライバシーに配慮したデータ処理基盤など、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」で培ってきたコア技術をもとに、この文脈情報を用いた広告配信、および広告主・媒体双方の取引基盤を構築します。アドウェイズは、これまで培ってきた知見やノウハウをデータと掛け合わせ、広告提案やマーケティング戦略に反映してまいります。

実証は、次の3段階で進めていく予定です。
| 第1段階 配信効果の検証 | 文脈情報をもとに広告を配信し、従来の配信手法との効果の差を検証します。 |
|---|---|
| 第2段階 取引運用の検証 | 広告主の需要と媒体の供給を、適切にマッチングできるかを検証します。 |
| 第3段階 AIエージェント間取引への発展 | 広告主側・媒体側それぞれのAIエージェントが、文脈情報をもとに直接取引を行う形へと発展させます。 |
プライバシーへの配慮
本実証では、ユーザーを特定する情報をアドウェイズグループ・TimeTree間で共有しません。
3社間で共有・活用する情報
・個人と結びつかない、予定名の一般的な語彙
・取引用の識別子(Deal ID)
・規模を示す集計値
「TimeTree」の環境内にとどまるもの
・予定の原文
・ユーザー単位のデータ
・変換に用いる対応情報
センシティブな情報を含む予定は文脈情報の対象から除外し、カレンダーの使い心地を損なわないことを前提に実証が行われます。また、TimeTreeから受け取るデータは本実証専用に分離された環境で保管し、本実証以外のUNICORNの広告配信には活用しません。
今後の展開
アドウェイズグループおよびTimeTreeは、実証の結果を踏まえ、文脈情報を用いた広告取引を段階的に拡大してまいります。あわせて、複数の予定データを組み合わせることで、より精度の高い文脈情報への発展を目指すとともに、AIエージェント間の取引への対応も進めてまいります。
| 本件についてのご相談・お問い合わせ先 |
| sales_info@adways.net |
アドウェイズグループでは、今後も市場のニーズにいち早く対応し、全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、当社に関わるすべての方々の可能性をひろげる「人儲け」の実現に向け、尽力してまいります。
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