2022.7.20
アドウェイズ、全ての運用型広告支援システムを「AMP(アンプ)」シリーズとして統合し、中枢システム「AMPコア」と「AMPメディアアナライザー」をリリース
~10年に渡り蓄積した全データを分析し、“高度に機械化”された新次元の広告運用が可能に~
株式会社アドウェイズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山田 翔、以下アドウェイズ)は、デジタル広告最大化ソリューション「AMP(Amplify Marketing Program)」をリリースいたしました。
「AMP」は、当社がこれまでに手掛けた運用型広告支援システム群をすべて統合し、それらに蓄積された10年分のデータを融合させることによって新開発した中枢システム「AMPコア」が搭載された、当社独自のデジタル広告における広告効果最大化を実現するソリューションです。
今回は「AMPコア」を利用したアナリティクスシリーズの第一弾として「AMPメディアアナライザー」をリリースいたしました。
「AMPメディアアナライザー」は、広告プラットフォームのアルゴリズムと広告運用者の行動、そして広告効果の因果関係を解明することに成功した、全く新しい広告分析システムです。
■「AMPコア」について
この度、新たに開発した「AMPコア」は、これまで作り上げた多数の運用型広告支援システムのすべてを融合した中枢システムです。
これまで当社で開発した多数の運用型広告支援システム群は、時として連携が難しく、それらの機能やデータの融合は非常に困難なものでした。
この問題を解決すべく、当社では10年前より3つの巨大構想「プロジェクト : ストロボライツ」「プロジェクト : キャビネット」「プロジェクト : トマホーク」を推進。膨大な量の広告配信データや運用ログなど、案件、メディアの俯瞰的データから、動画クリエイティブ1秒単位の視聴率といった超極小粒度のデータまでを連結させた上で、多数のシステム群をシームレスに稼働させるという構想の元、中枢システム「AMPコア」が誕生いたしました。
■「AMPメディアアナライザー」について
この度、「AMPコア」を利用したアナリティクスシリーズ第一弾として、「AMPメディアアナライザー」をリリースいたしました。
「AMPメディアアナライザー」は、当社が10年に渡り開発を行ってきた運用型広告支援システム「STROBELIGHTS」に蓄積された広告配信データと、広告運用者の運用行動ログを「AMPコア」に融合させ、数億を超えるデータの調査を行った結果、広告プラットフォームのアルゴリズムと広告運用者の行動、そして広告効果の因果関係を解明して誕生した全く新しい広告分析システムです。
大手広告プラットフォームのアルゴリズムは複雑に絡み合った状態で発動する上、あらゆるノイズを含んでいるため、表面上のレポートデータなどから、”本当は何が起きているのか”を解明することは困難を極めます。
当社では、膨大なログデータから一つずつノイズを取り除くとともに、データの中に現れる変化が、システムのアルゴリズムにより起こされたものなのか、ビジネス的な事情を理由とした操作によるものなのかを分類した後、膨大なパターンの分析を行うことで、複数のアルゴリズムの絡み合いを分離し、個々のアルゴリズムを解明することに成功いたしました。
これにより、広告プラットフォームの挙動予測とともに、意図しないアルゴリズムが発現した際に、運用者が取るべき行動をサポートする事が可能になります。
■“高度に機械化された”分析チームを結成
「AMPメディアアナライザー」は、3年前より開始された試験運用の段階から高いパフォーマンスを発揮してまいりましたが、非常に複雑なコントロールが必要となり、その活用には複数の高度な知識と経験を要することが課題とされていました。
そこで「メディアアナライズスペシャリスト」を中心とした“高度に機械化された”分析チームを結成することで、「AMPメディアアナライザー」の分析を有効に機能させるとともに、広範囲に渡って影響を与えることが可能な体制を構築いたしました。
先行テストでは、「AMPメディアアナライザー」を活用する「メディアアナライズスペシャリスト」の参加後に、広告配信量が121%上昇、CPAが32%改善する例などが生まれています。
今回の「AMPメディアアナライザー」の開発成功を受け、当社では今後も「AMPコア」を利用したデジタル広告最大化プロダクトを続々リリース予定です。
AMPシリーズでは、「人」の高い技術力・創造力と高度な「テクノロジー」を融合させ、本質的な広告価値を生み出すことで、広告主の課題解決およびマーケティング効果を増幅・最大化させ、持続的な成長を実現してまいります。
アドウェイズグループでは、市場のニーズ柔軟に対応し、更なるサービスの拡充に努め、世界各国で効率的かつ実用的な広告マーケティングサービスの開発を実現してまいります。